正直な話…まさかこんなことになるとは思わなかった。
U-NEXT Piratesがまさかのセミファイナル敗退。
すなわちこの時点で、最低1人の入れ替えが決定してしまったのです。
©藤島じゅん/キンマWeb
正直な話私はMリーグでどこのチームを推しているかは特にないのですが、さすがに入れ替えにはなって欲しくなかったというのが私の本音です。
U-NEXT Piratesは全8チームの中でも屈指の実力派なチームでもあり、麻雀の成果向上に一役買っているチームなので、そんなチームがこのセミファイナル敗退をもって規定による入れ替えはあんまりではないかと思いました。
石橋選手が涙流したときは思わずこちらも感情移入してしまいました。(インタビュアーのまつかよさんも貰い泣きしていました。)
現在も当然U-NEXT Piratesの話題で溢れ帰っています。
そこで、私自身もU-NEXT Piratesについて触れていきたいと思います。
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規定入れ替えについて
Mリーグのルール上にある規定入れ替えの件についてですが、これに関して私は賛同します。
入れ替えになって欲しくないということを書いているため、明らかに矛盾していますが、これはあくまでもU-NEXT Piratesの今のメンバーをもう少し見ていたかっただけであり、全体的なチームが入れ替わってかどうかと言われるとそれはまた別問題です。
理由としては、危機感を感じずにMリーガーとして勤めるのはいかがなものかとというのと、プロ雀士はおよそ2000人おり、その者たちの席が一切ないというのはどうなのかというのと、中には実力に疑問符が付くようなMリーガーがも存在するため、その者たちに入り浸られるのはいかがなものかという3つの理由です。
プロの世界はスポーツしかり契約関連の問題もありますし、選手の入れ替えなんてザラにあります。
ぐるナイのゴチになりますにも、クビレースがあるくらいですから、Mリーグの世界においても、やはりこれくらいのルールは必要不可欠なものです。
誰を入れ替える?
©藤島じゅん/キンマWeb
さて、入れ替えについて散々語らせていただきましたが、問題はいったい誰を入れ替えるのでしょうか?
現在SNSなどでは、誰が入れ替えるのかで話題になっていますが...
しかしここで私が言いたいのは、いったい誰を入れ替えるかではなく、
何人入れ替わるかというものです。
そう、つまり入れ替わる人数は1人とは限らないのです。
皆さん、KONAMI麻雀格闘俱楽部を思い出してください。
麻雀格闘俱楽部は3年連続入賞を逃しています。
そして今期は規定入れ替えではないのにも関わらず2人も入れ替えをしているのです。
つまりU-NEXT Piratesもそういうことです。
規定入れ替えを機に人員整理を始めるのではないでしょうか。
そうなるとおよそ最低2人は入れ替えてもおかしくはないのです。
これはあくまでも私の推測であり非常に厳しい言葉ですが、可能性がゼロではないのもまた事実です。
しかしどうせ最低1人入れ替えなくてはならないので、いっそのこと1人と言わず派手に人員整理をやっても良いのではないかと私は思うのです。
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来期のU-NEXT Piratesはどうなる?
当然入れ替えの以上は入れ替えなのですが、果たしていったい誰と入れ替えるのかが気になるところでしょう。ここでは私の意見の一つとして誰に入って欲しい、または入って欲しくないプロ雀士を挙げていきたいと思います。
入ってほしいプロ
まずは個人的に入って欲しいプロ雀士を挙げていきたいと思います。
1.協会プロ
やはり人数が少ない以上日本プロ麻雀協会所属のプロに指名されてもらいたいものです。候補としては天鳳で高段位尚且つ実績自体も豊富な木原プロと渋川プロが候補に入るでしょう。この2人は協会最高峰のタイトルである雀王を獲得されているほか、渋川プロに至っては、協会の3大タイトルである雀王、雀竜位、日本オープンを獲得されています。これらを獲得された協会プロは渋川プロと矢島プロの2名だけです。そういう意味では、この渋川プロを指名する価値は十分にあるはずです。
もっとも、渋川プロは解説としても有能なので、公式解説から外れてしまうのは残念なのが僕の意見なのですが。
女流プロを挙げるとするとやはり水口プロでしょうか。実は彼女は2019年にも指名候補筆頭であり、その時には残念ながら選ばれませんでした。もっとも、その頃は男女混合が決められたばかりであり、そういう意味での指名候補なのかもしれませんが。
ちなみに僕個人のダークホースとしては長谷川栞プロです。彼女は天鳳最高九段まで到達した実力者でもあります。
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2.実力者且つ天鳳高段位
協会プロの指名が無くても、最低でも実力者を指名してほしいものです。最高位戦では、高段位且つ最高位という最高峰のタイトル経験者でもある醍醐プロと鈴木優プロが候補に挙がるでしょうか。あとは連盟プロでは天鳳位を獲得経験もある齊藤豪プロも候補に挙がるでしょう。
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入って欲しくないプロ
次は指名されて欲しくないプロを挙げていきます。内容に大変不愉快にされる方もいるかもしれないのでご了承ください。
1.連盟女流プロ
はい、もうこれに尽きます。連盟女流プロはもう今期で3人、ドラフトに至っては6人中5人が連盟プロだったので、もう正直連盟プロはもうお腹いっぱいです。ただでさえもう半数以上が連盟プロで固まっているのにも関わらず、これ以上増やす意味が分かりません。
ちなみにU-NEXT Piratesは小林剛選手を除けば全員最高位戦で構成されているチームです。
だからこそ連盟女流プロをもう発掘する必要はないと思います。華が足りないというのならやむを得ないのでしょうが、それでは明らかに目的が変わってきます。
正直な話、日本プロ麻雀連盟はプロデュース力に長けており、そういう意味では麻雀を世に広める役割をしているため、その点については個人的には非常に素晴らしいと思っています。
しかし、肝心の雀力はというとまた別の話です。正直な話連盟はどのような教育をしているのかは不明ですが、それでも実力未知数な女流プロがとにかく世に放たれているのが現実です。
ちなみに男性はというと実力が無ければ世に名前なんぞ広まりません。一方で女流プロは男性より優遇されているため、そのせいもあり必然的に男性の方が実力的に勝るのです。この話は連盟に限った話ではなく、全ての団体に言えることです。
それはさておき、私としては連盟女流プロには選ばれて欲しくないものです。その中でも、芸能人の傍らでプロ雀士になった方などが特に該当します。もちろん伊達選手のように雀力が開花されるならまた別かもしれませんが、伊達選手のような人材はもういないかと思います。伊達選手は連盟女流プロの中でもかなり特殊です。
伊達選手のような連盟女流プロはおそらくもういません。そのような感覚で連盟女流プロや芸能人プロ雀士を指名してほしくないものです。
そうでないと今までに所属していた選手に対しても失礼ですし、報われないであろうし、示しがつかないかと思います。
散々連盟女流プロと罵倒してしまいましたが、連盟に限らずとも知名度のあるタイトル未収得の女流プロ、及び男性プロにも該当するのですが。
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U-NEXT Piratesの実力
続いては、U-NEXT Piratesというチームがいかに実力的なチームであるかを示したいと思います。
まずはこちらの動画をご覧ください。
こちらはうに丸さんによる各Mリーガーの麻雀偏差値を測定したものになりますが、実はその中でもU-NEXT Piratesは全チームで1位。さらに各選手も上位に食い込んでいるのです。
この麻雀偏差値はあくまでも損得を判断するものであり、高ければ高いほど麻雀が上手いとは限らないものですが、各選手が上位に食い込むのは実力がある証拠になりうるかと思われます。
(KADOKAWAサクラナイツの沢崎選手も実力者ながら23位と意外にも下位でした。)
もう一つはこちらをご覧ください。
こちらはMリーグを批判することでお馴染み(?)のわせりんさんによるnoteになりますが、こちらもまた選手そのものを的確に評価しているのです。
わせりんさんをご存じない方に簡単に説明しておくとわせりんさんは天鳳で最高十段に到達した天鳳の名プレイヤーでもあります。なので実力の方は下手なプロよりも十分高いと思います。
そのため、この記事自体も信頼性は十分にあると言えます。
もちろんわせりんさんの言っていることが全てとは限らないのが麻雀でもあるため、あくまでも参考程度にとどめておくのが良さそうです。
さて気になるU-NEXT Piratesはというと全体的に各選手、チーム総合と共に高得点であり2019当時4チームの決勝進出の中では1位のようです。
この2つのものからするにU-NEXT Piratesは1人1人が高水準な麻雀を打つチームだということが伺えます。
そんなチームが規定入れ替えになるとは改めて残念に思えますが、それでも過ぎたことは仕方がないので、来期のU-NEXT Piratesには是非とも期待したいところです。
Mリーグ視聴者の麻雀ガチ勢を含む一同が納得できるチームでありますように。
なお今回使用した画像の著作権は藤島じゅん及びキンマWebにあるため、画像の使用はご遠慮願います。
また、藤島じゅんさんが描かれたMリーグ漫画が書籍化されましたので是非ご購入してみて下さい。キャラが可愛くて面白いため非常におススメです。
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