©藤島じゅん/キンマWeb
おそらく皆様はここまでは予想出来たことでしょう。
しかし、さすがにここまでは予想出来なかったはずです。
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朝倉康心選手の10万点越えトップに、日吉さんが思わず風で吹き飛ばされる構図を漫画にされてしまったことに。
という冗談はさておき、U-NEXT Piratesはレギュレーションの関係で入れ替えの義務が発生したことは言うまでもないのですが、1名のみならず、まさかの2名の選手の契約満了が発表されました。
皆様はおそらく1名の入れ替えを想定していたので、驚きの声を隠せない方々も見かけました。
ちなみに私はこちらの記事でU-NEXT Pirates入れ替えに関して取り上げさせていただきましたが、予想は当たっていました。
でも今思うと契約満了は胸が痛いし心苦しいものがあります。
これは見てる側もですが、決断する側にも言えます。
だからといって入れ替え制度のレギュレーションを反対することはしませんが。
契約更新を終えて
これで全チーム(沢崎選手を除く)の契約更新が終了し、結果はなんとU-NEXT Piratesの選手2名入れ替えのみで終わってしまったのです。つまり、前年度とほとんど変わりない結果となったのです。
つまり...
もしU-NEXT Piratesが...
ファイナルに進出していたら...
全チーム全選手の入れ替えが無く...
ドラフト会議が行われないといったことも...
これはもちろん運命ではなく偶然なのですが、もちろんその可能性もあったわけです。
ちなみにどのシーズンのドラフトでも選手の追加、入れ替えが行われてきたため...
今年はシーズン初のチームと選手の現状維持...なんてことも起きたわけです。
ちなみに今期残留の瑞原選手も今期MVPを取らなければ実は契約自体に危険信号を伴っていたのです。
セミファイナルでは3ラスで昨シーズン以前は2期連続でー100叩き出したので、今シーズンのレギュラー次第で入れ替えの対象にもなった可能性もあったのです。
ただ麻雀は他の女流プロと比べると高水準なので何とも言えないのですが。
昨シーズンではKONAMI麻雀格闘俱楽部が2名の選手の入れ替えを行ったのですが、U-NEXT Piratesとは異なり強制入れ替えまで1年の猶予があったのにもかかわらずに入れ替えを行ったのですが...
U-NEXT Piratesはレギュレーションの強制入れ替えまで待っていたのです。
2019年優勝の実績があったとはいえ、選手に対しての猶予は十分にあったわけです。
つまりU-NEXT Piratesは選手に対しての慈悲はあったのです。成績面関係なく。
だからといってファイナルに出場しても入れ替えに関しては分かりませんが。
ちなみに指名される選手に関しては他で多く取り上げられているため、今回私の方ではあえて取り上げないことにします。
ただ沢崎選手が契約継続してくれれば、今期のドラフトで一気に理想の選手を2名指名できるため、これはU-NEXT Piratesにとっては大チャンスでもあります。
そのための2名の入れ替えかもしれませんが。
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Mリーグドラフトの歴史
ここでは、これまでのMリーグのドラフトを軽く振り返っていきたいと思います。
2018年
ここからがすべての始まりといっても過言ではないのですが、7チーム×3選手のドラフトが行われました。この年はプロ野球のようなドラフト形式であり、最初で最後のドラフト形式でもあります。
ちなみに指名で被ったのは鈴木たろう選手のみであり、3チームの競合の結果、赤坂ドリブンズが交渉権を獲得いたしました。(渋谷ABEMASは松本吉弘選手、U-NEXT Piratesは今季契約満了となった石橋伸洋選手がハズレ指名となりました。)
2019年
この年からKADOKAWAサクラナイツがチームとして加わると同時に、男女混合の追加ルールの発生に伴い、赤坂ドリブンズ、渋谷ABEMAS、U-NEXTPiratesの3チームが女性選手の指名が必須となりました。その結果、去年まで5名しかいなかった女流選手が一気に倍の10名にまで増えました。
2020年
この年はドラフト会議の模様が中継されず、KADOKAWAサクラナイツから堀慎吾選手が指名されただけで終わりましたが、上記のウヒョ助さんの予想には驚かされました。あるいは、指名する側が合わせた可能性もありますが、この結果には驚かされました。
2021年
この年は2年ぶりに中継が行われ、結果6名の選手が指名され、今期初の全チーム4人体制になりました。
また、新たな試みとして、EX風林火山が、4人目の選手発掘のためのオーディションが行われました。
このオーディションは賛否両論ありましたが、新生のプロ雀士の発掘や、知名度を高めるためとしてはうってつけではあるかと思います。
このオーディションで松ヶ瀬選手はもちろん、本田朋広選手と伊達朱里紗選手がこの場で結果を出したため、指名されるキッカケにもなりました。
ちなみにこの年のドラフトの思いの丈は、こちらで思う存分書かせさせてもらっています。
最後に
とにかくドラフトを待ちましょう。
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