Mリーグ 10/3観戦記 開幕初役満

皆様大変お久しぶりです。　　志モナけんです。

この度当ブログを長らく放置しまして大変申し訳ありませんでした。

気が付けば2カ月半近放置していたことになります。

その理由は後々説明できれば良いのですが、まずはMリーグ開幕戦の観戦記を自分なりに書いていきたいと思います。

Mリーグ新機能

今期のMリーグには実は今までにない新機能が搭載された模様で、それはズバリ．．．

待ち牌と和了った際の翻数(符は表示されない)が表示されることです。

これは当然麻雀初心者にとってはありがたいものなので、この採用は一同大賛成ではないでしょうか。

まるでネット麻雀みたいで。

また、今年から試合終了後に光る会場のライトが、トップをとったチームの色ごとに転倒するようになりました。

これらは、Mリーグは年々進化することを見せつけるのに相応しいものだと思います。

起用選手

一番注目を浴びたのはやはり2名の選手を入れ替えたU-next Piratesでしょうか。そんなPiratesの先発選手は現最高位の鈴木優選手。やはり新規選手が開幕日に登板するのは確かに気になるのではないでしょうか。

2戦目は昨年MVPの瑞原選手でした。船長といわれる小林選手でもなく、同じく新規選手の仲林選手でもなく．．．。

そして自身がもう一つ注目していたのはKONAMI麻雀格闘俱楽部。先発には昨年スーパールーキーとして注目を浴びた伊達選手ではなく魔王寿人選手。そして2戦目は滝沢選手かと思われたところに伊達選手がここで選ばれたので、色々と予想を裏切られてしまいました。

その他にも魚谷選手と先ほどの鈴木選手の師弟対決や雷電の本田プロの誕生日登板などが注目されました。

1戦目注目点

東2局　筒子の形

この局の注目点は魚谷選手のこの手牌になります。

 　　　ドラ

魚谷選手はこの手牌からを切りましたが、実はこの手牌には以下の注目点があります。

・ドラによる両面固定

この手牌実は雀頭がない手牌で雀頭固定のという選択肢もあるのですが、やはりドラもキャッチしたいし、何より筒子が不安定な形だったことを見通しての選択といえるでしょう。

・ の形

この筒子の形は初心者ほど覚えてほしい形になりますが、実はこの形に余剰牌(いらない牌)が一つもなく、実際にはの受け入れがある形になります。これは意外と見落としやすいので、初心者以外の方でも覚えておくとよいでしょう。

東2局1本場　くっつき

続いての注目点は寿人選手のこの手牌です。

 　　　ドラ

寿人選手はこの手牌からなんとドラのを切り飛ばしたのです。しかもも2枚持っているのでにくっつけば1面子が出来上がるのですが、この手牌にはある特徴があるのです。

それは、くっつきのイーシャンテンであることです。

くっつきは3面子1雀頭は数少ないイーシャンテンの中でも一番優れたイーシャンテンであり、周りからくっついたらリーチに行けるだけでなく、面子部分から四連形や中ぶくれになるくっつきの牌を引いたらそちらに入れ替えてより好形になりやすいテンパイを取りやすくなるからです。

また、山読みができる方はそれに応用できるのもくっつきの強みでもあります。

さらに寿人選手は東2局の0本場でも見せてくれました。

 　　　ドラ

寿人選手はこの手牌からを切りました。こちらはドラであることを活かし、安めのは三色同順の種として生かせるように打点のバランスをとったですが、これこそ寿人選手の強みでありバランス力でもあるといえます。

オーラス　鈴木優の逆襲

ここまで一度も和了りがなく苦しんだ鈴木選手が、最後の最後で意地を見せました。

 　　　　ドラ

雀頭がないこの手牌で、鈴木選手はを切ってリーチを掛けました。これはが3枚見えのワンチャンスで向かったものです。

その結果、寿人選手から一発で出和了りを決め、一矢報いる結果になりました。

ワンチャンスやノーチャンスは麻雀において上等手段であり、山読みにおいての基本でもあるので、覚えておくと良いでしょう。

2戦目注目点

伊達朱里紗　開幕日四暗刻の道すがら

これは本当に衝撃ものであり、Twitterでトレンドするほどの注目を浴びました。このような目立ちたがり屋の麻雀こそが伊達選手であり、麻雀格闘俱楽部の麻雀のでもあるのです。

実は四暗刻の和了りはテンパイ2回外しがあり、切りで2600のテンパイを捨て、のテンパイをも捨て、最終的にこのような形で四暗刻を成就させる驚きです。

 　

実はこの形四暗刻のみならず四連刻のおまけつきでもあります。

※四連刻とは＝暗刻が数字の連続した形で和了った際に成立するローカル役満であり、Mリーグにはこのようなローカル役が成立しないルールとなっている。

また、何気に近藤選手が仕掛けた際に、の和了りもやむなしという判断でリーチを掛けて足を止めようというのも好判断だったと思います。

総評

・日吉土田コンビの実況解説は錆びることなく今年も健在。

・エンディングのUVERworld「ナノ・セカンド」良すぎ‼

・今年も伊達瑞原の二大看板で終わる‼　　　のか？

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