ブロックの定義を紹介したところで、続いてはそれぞれの形の優先順位を紹介していきたいと思います。
2枚形
2枚形の優先順位は麻雀を始めたばかりの方は勝率を上げるためにも要チェックです。
1.両面(リャンメン)
2.???
3.カンチャン
4.ペンチャン
※強い順
ます堂々の第1位は両面待ちです。これは単純にカンチャン、ペンチャンと比べると待ち牌の数が8枚と2倍になるからです。
一方で、カンチャンとペンチャンはそれぞれ同じ4枚ずつなのですが、この順位の違いは実は手替わりに関係しており、例えばの場合はとを引けば両面待ちに変化する一方で、ペンチャンの場合は、の場合は、まずを引いてようやくカンチャン待ちになるので、両面待ちへ変化するには最低でも2巡かかるのです。
麻雀は1巡1巡が勝負なので、この選択を間違うとかなりの致命傷になりえないのです。
また、カンチャンは受入枚数がより増えるのようなリャンカンの形にもなるのでより重要なのです。
ところで気になるのは2番目に強いとされる待ちの形ですが、これがまたなんと意外なものなのです。
それは...
単騎待ちです。
単騎は実は枚数では自身で1枚使っているのも含めて最大3枚しかないのですが、実は手替わりを待つ前提であればかなり強力で、暗刻を一つでも組み込んでいると、変則待ちや平和テンパイに取ることも出来るのです。
単騎からの手替わりの一例
・暗刻を一つでも持っていると変則待ちになりやすく、最大5面待ちにもなる可能性もある。
・暗刻から一枚切って雀頭にし、平和テンパイに取れる。
3枚形(複合ターツ)
主に複合ターツなどと呼ばれる形がこちらに該当します。
1.リャンメンㇳイツ
2.リャンカン
3.カンチャントイツ
4.ペンチャンㇳイツ
※強い順
こちらも基本は先ほど紹介した両面>カンチャン>ペンチャンと同じ優先順位になり、両面ほど優遇される形になります。
2~4の形は愚形フォローと呼ばれるものであり、これらは受入枚数を増やす重要な形なので、面子やブロック数が足りない時には特に意識して、無暗に切らないようしましょう。
両面vsリャンカン
両面、リャンカン共に受入枚数は同じ8枚なのですが、優先順位で言うと当然両面の方が強いです。
その差はテンパイしたときに出ます。
リャンカンはテンパイしたときに必ずカンチャン待ちで最大4枚の待ちになるのでその差はもはや一目瞭然です。
次回は2ブロックの4枚使いの形の優先順位の紹介となります。